関東食糧株式会社（埼玉県桶川市 代表取締役社長：臼田真一朗）と埼玉工業大学（埼玉県深谷市 学長：内山俊一）は、「ふるさと納税返礼品」の連携企画において、人間社会学部 情報社会学科 経営システム専攻 本吉裕之研究室（経営企画研究室）所属学生が認定サポートを行い、埼玉県内3自治体（小川町、蓮田市、桶川市）共通の「ふるさと納税返礼品」として、「オールサイタマラーメンPREMIUM」が採用されました。（12月上旬より順次受付開始の予定）
写真1：本吉裕之研究室（経営企画研究室）所属学生（4年）
写真2：オールサイタマラーメン・パッケージ
本学経営システム専攻 本吉裕之研究室では、企業の経営企画及び自治体の地域創生研究を進めており、大学の地元 深谷市 深谷商店街連合会でも「ふるさと納税」の勉強会など実施させていただくなど「ふるさと納税」を活用した地域活性化を進めております。
桶川市に本社を構える関東食糧株式会社と本吉裕之研究室においては、昨年秋に臼田社長から出された課題「オールサイタマラーメン」の販促企画課題に取り組み、様々な企画提案と共に「ふるさと納税返礼品」の実施状況を確認いたしました。
その際、関東食糧株式会社様より「本来、生産や製造しているものが地元のふるさと納税返礼品となるため、パッケージのみでの参画は難しいのではないかと」との回答がありました。しかし、総務省「令和元年６月以降の返礼品としての取り扱い」に変更があったことなどを総務省並びに埼玉県庁に確認の上、学生主体で各自治体へ事情を説明し、返礼品としての申請を行い、晴れて採用の運びとなりました。
【参考】（総務省自治税務局）
「ふるさと納税指定制度における 令和元年6月1日以降の指定等について」P.12 八 イ
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/file/report20190514_02.pdf
「オールサイタマラーメンPREMIUM」は、蓮田市、小川町、桶川市の３市町の企業が作り出した逸品です。
蓮田市『株式会社岩崎食品工業』の技術により、埼玉県産小麦『あやひかり』を使用した小麦の香り豊かな麺を「島田づくりの乾麺」として喉ごし爽やかに製造。
小川町『いし本食品工業株式会社』で、老舗蔵『笛木醤油』と、彩の国優良ブランド『彩たまご』の親鶏より抽出した鶏だしで味わい深いスープを作成。
そして桶川市『関東食糧株式会社』にてパッケージデザインと製品パッケージング、商品企画を行い、より埼玉をアピールするべく、彩たまごの煮卵もトッピングとして採用しました。（※煮卵の製造は別会社が行っております。）
まさに、埼玉県内の複数の企業、複数の自治体、そして本学が一体となり、埼玉県を更に盛り上げていく象徴となる商品であると考えます。また、該当する各市町にお住まいの方であっても、他自治体の商品をふるさと納税返礼品としてお選びいただくことが出来ることも特徴です。さとふる、ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税などのふるさと納税サイトにおいて、12月上旬より順次受付開始の予定です。
経営企画研究室では各自治体及び各企業のふるさと納税の商品販売サポートを行なっております。今後も実践経験を通じ、学生へ学びの機会の提供を行ってまいりますので、今後の活動にもご期待ください。
